2021.5.17
NEW RELEASE

とっておきの夜のこと

「今日という日はとても素敵だ、
でもとても悲しい」
各駅停車のスピードで続く
つまらない毎日の中で誰もが抱く葛藤。
同時に抱く自分へのかすかな期待が
交差するロックナンバー。


※2021年5月17日よりデジタル販売
&サブスクリプション配信開始

2021年5月17日の
未完成VS新世界

「明日もあさっても、想像以上のことは
おそらくなにも起こらない」
結成から16年、紆余曲折を経たバンドの現在地。
“今だから唄える”であろう
気持ちを綴った渾身のバラード。


※2021年5月17日よりデジタル販売
&サブスクリプション配信開始

CD限定販売情報

『とっておきの夜のこと』
『2021年5月17日の未完成』
上記2曲を収録したCDの限定販売が決定。

タワーレコード札幌ピヴォ店:6月9日から店頭販売開始
●ライブ会場:6月5日から会場物販にて販売開始

¥550(税込)

『とっておきの夜のこと』

未完成VS新世界 レコ発ワンマンライブ

出演:未完成VS新世界
   Vo/Gt 澤田健太郎
   Guitar 海藤 祐司

   < Support member>
   BASS:後鳥亮介(indigo la End)
   Drums:タカヒロ(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)

日程:2021年6月5日(土)
会場:下北沢近松
  (東京都世田谷区14 北沢2丁目14−16北沢プラザB1)
時間:OPEN 11:30 / START 12:00
料金:3,000円(税込)+入場時ドリンク代別途(50人限定)

   会場観覧チケットオフィシャルサイト先行:
   2021年5月11日(火)12:00~5月16日(日)23:59
   会場チケット一般発売:2021年5月22日(土)10:00発売
   (イープラス

   配信チケット 1,500円 (税込)
   2021年5月10日(月)21:00発売(ZAIKO
   (アーカイブ視聴期間6月11日(金)23:59まで)

新曲聴いて澤田はいくつになっても澤田だなと思った。日常が常にもやつく、極端な気持ちを言う、ギターを掻き鳴らす、夕暮れの事を考える、ずっと澤田。だから未完成vs新世界は聴くとホッとする。

桃野陽介

澤田くんの未完成な日々は、夕焼けと焦燥感で描き殴られていて汗で濡れた手で握るテレキャスの鉄のにおいがする。
どこで何してても澤田くんはすごい奴だけど、バンドの澤田くんはもっとすごい奴だ。

宮本英一(シュリスペイロフ)

未完成の新音源なのに僕のお手本(コーラス、ベース)がある。
僕にとっては悲しい事かもしれない。
けど、僕は澤田と離れる時に、出来そうなら思いっきり活動して!って言ったから、何よりまず嬉しかった。
そしてそれからも悲しい気持ちが出て来るより先に、早く覚えなきゃで毎日この2曲を繰り返し聴き続けてる。
僕が前に進む為にもこんな歌は必要だ。
絶対僕も進むからね。

安田強太(未完成VS新世界)

2010年前後ぐらいの話だけど、当時、澤田からたまに新曲のタイトル作成を頼まれることがあった。2人で話し合いながら決める事もあれば、携帯に歌詞を送ってもらってアイデアを出す事もあって、“未完成の商業音楽“ は、僕が会社の勤務時間中に、トイレに隠れてiPhone片手に考えたタイトルだったりする。

2021年の春。深夜に何の前触れもなく「曲名をつけてほしい」というメッセージと、歌詞のスクショと、デモ音源のURLが澤田からLINEで送られてきた。

久々の新曲は、何年もスパンをあけてしまって、その分だけ年を取って、その間にバンドとしても、音楽以外の生活でも色々な事を経てきたのであろう澤田が、それでもずっと変わらない軸を保ちながら、未完成VS新世界として再び、とにかく進んでいく事の覚悟が注ぎ込まれたものだった。

この、現時点の未完成VS新世界の姿が生々しく、痛々しく、そして凛として真っ直ぐに表された新曲に相応しいのはこれしか無いって提案した結果が「2021年5月17日の未完成VS新世界」という事になります。

松倉六郎

夜はいつも憂鬱だ。きみもきっとそうにちがいない。都会のネオンも、住宅街の家族の団欒の灯りも、テレビの中の輝いた人たちも、そのような煌めきと自室の暗さの明暗差に憂鬱になる。

布団に入り横たわり、自分の体重を感じる。
55kgの体の中にたしかにあるはずの存在。
その軽さは1gにも満たないだろう。
目を瞑っても寝られなくて、ふと君からのメールを思い出して、いま聴いてるよ。

やっぱりきみの歌は「作られた曲」って感じがしないね。自然体とか、ナチュラルとか、湧き出てきたとか、そんなくだらないものじゃなくて、ずっと前からそこにあったけど、だれも気にせずそのまま放っておかれてるような歌だね。

コメント書いてと言われて、OKしちゃったことを今すごく後悔してるよ。言葉にすべきことなんて特にないし、聴いたそのまんまがこの曲のすべてだもの。

それでもさ、たとえば。
いつかにもあっただろう今日みたいな苦しい夜、ひとりで街を歩いていて、駅前で誰かがこの曲を歌っていたら。
または古い小さなビルにある店から、あのお決まりのブリッジミュートのAメロが音漏れしてきたとしたら、ぼくはふらりとそこに飛び込むと思うんだ。
そんで、歌が終わるとすぐ席を立って帰ると思う。
たとえば、ね。

金田康平(歌手/THEラブ人間)

いつもどこか足りなくて、いつもどこか尖っている未完成という名前を冠するこのバンドは、このいびつな形のままきっと完成していくのでしょう。
おかえりなさい、未完成VS新世界。

後鳥 亮介(indigo la End)

僕は初めて札幌でライブを見た時から、ずっと未完成VS新世界に憧れている。
上京、指の切断事故、活動再開からの友人の死、訪れる不運を飲み込む程の日常と失望、それを受け止められる強さもなくて、いつもその事実をただ暴露するだけの嘘のない歌が、僕にとってはずっと美しくて、嘘つきばかりの音楽シーンにおいて生きていると感じられる本物の音楽だった。
ずっと未完成の曲で澤田くんの人生を感じたいけど、澤田くんは定期的に休憩が必要な人だと思うから、
僕は何度でも言いたい。おかえり。。

篠塚将行/それでも世界が続くなら

PS.とっておきの夜のことって曲、死ぬほど胸が苦しくなって泣いてしまったよちくしょうなんだこの曲は
くっそー死ぬほど良い曲じゃないか、、